2016/11/30 水曜日

Kentucky 紀行

Filed under: 旅行 — JIND @ 23:09:57

今年のサンクスギビング連休はKentuckyに小旅行することにしました。

まずは、フランクフォートにあるBuffalo Trace Distillery(バッファロー・トレース蒸留所)です。

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ツアーに申し込みました。

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1775年からの230年以上の歴史がある米国最古のバーボン蒸留所だったので、数ある蒸留所(Jim Beam, Early Times, Wild Turkey等の日本で有名なブランド)の中ではなく、あえてこの蒸留所を選びました。ちなみに「バーボン」というのはケンタッキー州で作られるウイスキーだけが名乗れるものなのでした。知っていましたか?

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無料のツアーを常時受け付けてしていて、歴史、バーボンについて、熟成についてじっくりと解説してくれます。

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工場の売店では一部の銘柄を購入できます。実はこのBuffalo Traceは近所のスーパーなどでは中々手に入らない代物であることがわかりました。スーパーの高級アルコールコーナーで直接聞かないと出してくれませんし、すぐに売れてしまうようです。Kentuckyに行ったときには絶対に買っておくべきウイスキーだと思います。

次にルイビルのダウンタウンにあるスラッガーミュージアムに向かいました。

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巨大なバットのオブジェがビルに横たわっています。予想以上に大きい。

Louisville Sluggerは大リーグの多くの選手と契約してバットを供給している老舗バットメーカーで、ベーブ・ルースが使用していたことでバットで多くのシェアを持つようになったようです。工場見学のチケット購入し、ツアーに参加してみました。ニューヨーク州やペンシルバニア州の森林から伐採されたメープルやバーチなどの材木をバットの形状に削り、焼印や塗装を行うという工程を生で見ること(撮影禁止)ができます。そういえば、このメーカーのロゴは少年野球のノックのバットにあったような気がしてきました。最後に、ミニバットももらえて思い出になって良いと思いました。

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ベーブ・ルースのバットが!

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ゲームもできます。

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二日目はマンモス・ケーブ国立公園に向かいました。

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ナビは林道を走るルートを案内していましたが、非常に細い道で危ないルートでした。高速道路でさらに南下し、パークシティから北上するのが主要道だったようです。マンモス・ケーブは世界最長の洞窟群であり、全長591kmととてつもない広さがあるそうです。古生代石炭紀(ミシシッピ紀)の分厚い石灰岩層にできた洞窟でビジターセンターから無数にある洞窟へツアーに行くというシステム。その中でFrozen Niagaraというツアーに参加してみました。バスに乗って入り口まで行き、それから地下に進んで行きます。石灰石による見事な空間が広がっており、最奥にはナイアガラの滝が凍ったような巨大な鍾乳石を見ることができました。ただ、これは初心者コースであっさりしすぎていました。もう少し本格的な探検のようなツアーを体験するには2時間以上のものにする必要があります。是非次回に。

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帰りの道を間違えたとき、珍しい道に遭遇しました。道が川に水没していて、フェリーの上に車がのっているのです。このあたりが洞窟だらけで巨大な橋が作れないのかわからないけれど、効率の悪いフェリー運行というのはかなり驚きました。

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それからマンモス・ケーブ国立公園を離れて、東の方のSomersetという街で泊まりました。夕食はJapanese Hibachi(鉄板焼き) & SushiのYamatosで寿司と鉄板焼きを食べました。ここの店はテーブルでの鉄板焼きパフォーマンスはありません。その分、値段はリーズナブル。寿司はすし飯を握りすぎでちょっと残念な感じでした。マグロとすし飯の割合がかなり変・・・

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三日目はケンタッキーフライドチキンの一号店 Sanders CAFEに向かいました。

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Corbinという小さな街に佇むKFCは他の店舗とは趣が違います。カーネル・サンダースが考案して開業した当時のキッチンやレジ、各種器具が展示してあり、本当にMuseumです。店舗自体は今風ですが、昔の雰囲気の店内で食事をすることができ良い思い出になりました。

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カーネルさん。

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フライドチキンは変わらぬ味。

Corbinを後にし、Lexington方面へ帰路につきます。でも時間がまだあったので途中にあるKentucky Horse Parkによってみました。すでに冬季営業になっているため乗馬などのメインアトラクションは楽しめませんが、馬の歴史博物館を見たり、飼育小屋を見たりすることができます。競馬マニアにはたまらない公園です。

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Man o’ War(マンノウォー)とは「二十世紀米国の百名馬」で一位になっている名馬で聞いたことがあったけれど、改めてこの馬の凄さをしることができました。他に農耕馬から騎馬戦の馬、馬車用、競走馬など馬に関する情報が大量に展示されていました。

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ケンタッキー州を移動するとき、高速道路はこのような切り通しを抜けていくことが多かったです。 トンネルを使わずに道路を直進させるため丘陵部をドリルで削り貫通させているようです。道路の両端はまるで石垣です。

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これはすべて石灰岩。ケンタッキーは馬の放牧が盛んであり馬が有名ですが、それは逆に畑にする土地がなく牧草地にするしかないような丘陵地帯が広がっていることを意味していました。分厚い石灰岩の上に僅かな土があり、牧草や低木が広がっていることがわかりました。オハイオには無い風景です。これは氷河期に氷河はオハイオ川北岸まであったため、オハイオやインディアナは氷河の侵食により平坦な土地となり、南岸のケンタッキーでは氷河の影響を受けずに丘陵地帯が現在まで残ったということなのです。非常に興味深い「差」を見て感じることができ、地学ファンとしてはたまらない光景でした。

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まるで人口の石垣のような風景が続きます。

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ケンタッキーは、近くにありながら地学的に興味深い場所でした。子どもたちにはちょっと難しい内容だったかもれないですが解るときがくるでしょう。意外と近くで意外と楽しめるケンタッキー。よい旅行でした。

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